会長あいさつ


会 長  石 山 光 枝

 去る6月19日に開催されました令和元年度の定時総会は、皆さまのご協力の下、盛会のうちに終了することができました。改めましてお礼申し上げます。
 新役員を迎え、今後とも皆さま方の期待に応えられる岐阜県看護協会であり続けられるよう、改革、躍進をしていきたいと存じますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 さて、昨年度の主な活動として、第1に、専門看護師・認定看護師による中小病院・介護施設の支援事業を行いました。中小病院や介護施設が看護をする上で問題となっている点について、より専門性の高い看護師が相談支援を行いました。病院、特別養護老人ホーム、介護老人保健施設、訪問看護ステーションの計30施設に専門・認定看護師を各3回派遣し、問題の整理、対策を協議して実行に移し、成果を出しました。
 第2に、小児在宅移行支援構築に向け、NICUおよび小児病棟での退院支援のあり方を明確化し、教育プログラムの検討に入りました。受講者は系統立てた講義と重症心身障がい児に訪問看護をしているステーションでの実習も行い、NICU/GCU等の在宅支援への体制構築を図りました。
 第3に、訪問看護師教育システム構築を図る事業において、まず、新任者の教育プログラムを作成し、これを一部の訪問看護ステーションで試行しました。今年度は新卒者の教育プログラムと管理者育成の教育プログラムの作成を行う予定です。

 令和元年度は、重点事項として第1に、看護職の専門性の推進として「母子保健活動において、助産師と保健師の連携強化を図る」ことを推し進めます。具体的には助産師実践能力強化研修事業の中で保健師との合同研修会を組み込み、地域活動ができるよう連携を深めます。
 第2に、病院看護師の退院支援能力向上を図ります。平成31年3月に調査した「退院前後の在宅支援実態調査」では、退院時共同指導料算定において病棟師長や看護師が院内の多職種や他施設の医療従事者・介護支援専門員と在宅へ向けての協議、検討の場にいることがわかりました。看護の視点で退院時支援を行うことは重要なことであり、その能力強化に努めます。
 第3に、護補助者の就業を促進します。現在、病院では看護補助者が不足し、補助者獲得のために看護管理者は苦戦しています。ナースセンターの事業としてさまざまな工夫をして広報活動を行います。

 こうした重点事項以外にも、本会の設置目的である看護職が県民の健康な生活の実現に寄与することができるよう、「看護の資の向上」、「安心して働き続けられる環境づくり」、「地域の人々のニーズ応える役割の拡大」を目指して活動していきます。
 今年度も皆さまのご支援・ご協力を賜りながら、目に見える成果を皆様にお示しできるよう、活動を進めて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。

 令和元年6月20日

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