教育事業

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教育事業の位置づけ

令和4年度「教育計画」の発行に寄せて

 公益社団法人岐阜県看護協会会員の皆さまには、ご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。
 まだまだ続く新型コロナウイルス感染症との闘いの中、最前線で生命を守るために奮闘している看護職の皆様に心からの感謝と敬意を表します。また、日頃より当看護協会にご支援ご協力を賜りありがとうございます。令和4年度の「教育計画」が出来上がりましたのでお届けします。
 終わりの見えないコロナ禍において、ますます看護職への需要は高まっています。より専門性の高い知識、技術が求められ、専門職としてエビデンスを得た確かな技術の提供や、根拠がないケアを排除した医療事故を防ぐ取り組みが、ますます重要となり、他職種と連携協働する場面も増加すると考えられます。安全・安楽・安心できる人々の療養生活を支援するために、個々のスキルアップに向け一人でも多くの方が研修を活用していただければ幸いです。
 令和4年度は、専門的な看護分野の知識・技術の他に“生命観”や “看取り”など、人間と生活社会の理解、専門職としての倫理観を高めるための研修など多岐にわたり企画しました。研修の方法も昨年度よりのリモートの利点を活かしながら、多数の方の参加を期待するものや、オンデマンドとその学びを共有できるグループワーク、さらには限られた人数であっても参集することで、対面ならではの学びのある研修など、企画を工夫しました。是非ご活用ください。多くの看護職の方々が受講されますこと、そして視野が広がりキャリア開発に繋げられますことを期待しております。
 最後に、企画にあたりご尽力いただきました教育委員および関係者の方々に心より感謝いたします。

会 長   青 木 京 子

令和4年度の研修プログラムのポイント

 「看護師のクリニカルラダー(日本看護協会版)」(JNAラダー)の看護の核となる実践能力は、看護師が論理的な思考と正確な看護技術を基盤に、ケアの受け手のニーズに応じた看護を臨地で実践する能力をいいます。
 「JNAラダー」の標準的指標は、4つの力<ニーズをとらえる力><ケアする力><協働する力> <意思決定を支える力>で構成されています。「教育計画の概略」の段階設定をご参照いただき、自らの習熟段階と対比させ、自身が学ぶべき学習内容の研修を選択し受講されることでキャリア開発にご活用ください。
 今年度は、Zoom機能を使ったオンライン研修と、集合での演習が必要なものは、会場での集合研修として計画いたしました。昨年度からオンライン研修を取り入れたところ、Zoom参加の利点が多く寄せられたこと、今後も感染症の影響で集合研修開催への考慮が必要であることから、多くの研修会がオンライン開催となります。オンライン研修の受講では、受講環境(インターネット接続・カメラマイク付きパソコンの準備・Zoomアカウントの登録)のご用意をお願いすることとなります。また、感染の状況により集合研修も配信研修に変更になることがございます。皆様のご理解ご協力をよろしくお願いします。

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